事業案内

排水処理事業

除害処理

レストラン・ホテルなどの事業場や工場から発生する排水は、家庭用排水と比較して量が多く、BOD(生物化学的酸素要求量)やSS(浮遊物質量)、動植物性油脂分等が高濃度含まれています。そのため、下水道法や各自治体の条例で、一定の事業場や工場に対して排水を下水道放流基準まで処理する「除害施設」の設置が義務付けられています。
カッパー工業では、長年の経験と実績を踏まえ、排水の水質・水量・施設設置スペースなどの条件に合わせて、「生物処理方式」、「加圧浮上方式」、「バイオ処理方式」、「膜処理方式」等の除害処理施設の設計・施工・保守管理を行っております。
生物処理方式 排水中の汚濁物質(有機物)を微生物や細菌を活用して浄化処理する方式です。
加圧浮上方式 加圧浮上装置により発生した大量の微細な気泡と排水中のフロックと結合させ、汚れ分と水を分離させることで処理していく方式です。油分を多く含む排水処理に有効です。
凝集沈殿方式 凝集剤(PAC等)を投入し排水中の汚れ分を凝集、沈殿させて浄化処理させていく方式です。
バイオ生物処理方式 生物処理方式にバイオ菌(汚泥活性剤等)を注入し、微生物の活性を高めることで、より効率的な浄化処理を行う方式です。

カッパー工業の除害処理業務(一例)

厨房除害処理

商業施設、ホテル、レストラン、給食センター等の厨房から発生する排水の除害処理施設です。油脂分を多く含む排水が多く、生物処理のほか、バイオ菌や膜処理等の手法も活用しながら適切な処理を行います。

実績紹介

TERASO

施設内飲食店から発生する排水を再生水として再利用する水処理プラントを設計施工し、保守メンテナンスも行っています。

イオンモール福岡

大型商業施設のトイレや飲食店からの排水の浄化処理プラントを施工しました。

福岡市第1学校給食センター

学校給食センターから発生する排水用の除害処理施設を施工しました。